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地元意見を取り入れ田園景観に配慮した整備へ

 なお、国道4号・大玉村内の4車線化工事については、地元の意見を道路整備に反映させるため、地元住民や関連する行政責任者で構成する「大玉地区景観検討懇談会」を16年度に発足させ、計4回に渡って話し合いを進めてきた。その結果、安達太良山の眺望が美しく、田園景観に配慮した開発が望まれる同地区における国道4号整備の基本理念として1)安達太良山への眺望の確保、2)大玉村の風景を規範とする道路景観形成、3)表通りとしての身だしなみ、4)地域との連携の4点が掲げられ、項目ごとに具体的な整備方針が示された。
 それによると、「眺望の確保」の一環として、電気事業者などと協力して電柱・電線類を道路東側へ集約し、安達太良山の眺望を妨げないことや交差部における照明柱・信号柱・標識柱を集約化し、すっきりとした景観とすることなどが示された。
 また、「大玉村の風景を規範とする」に関しては、大玉地区特有の落葉樹と常緑樹が混在する林である「いぐね」に同調するよう、通常の並木ではなく、異なる樹種をまとまった形に植栽することや周辺の田園風景と同化するよう法面緑化には植物繊維などを使った浸食防止マットを敷設することが示された。一方で、東交差点に整備する地下歩道に通じる階段については、農村の風景を想起させる片流れ屋根とし、採光による明るい内部空間を工夫するとしている。さらに、中央分離帯には地被類と低木類を組み合わせた緑化とすることや道路脇の擁壁部は盛土構造とすることで転落防止柵を設置しなくても安全な構造とすることなどが示されている。
 「地域との連携」に関しては、道路東側に建設予定の大型ショッピングセンターと協力して民地と道路敷地に跨った緑地(アースマウンド)を整備することなどが示されている。(05.5.10)

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