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長期ビジョンに立って選定すべき問題

富田 鈴本さん! この新庁舎建設問題がなぜ、ここまでの騒ぎになったと考えますか。私は歴代市長が“申し送り”のように「前の市長の時から決まっていることだから・・」と、本気で「ココで本当に良いのか」を市民と議論してこなかったことが原因と思います。議論を尽くしていれば、降って湧いたようなさくら野跡地移転が浮上することはなかったと思いますが。
鈴本 そうですね。すでに建設地は五老内という感じでスタートしていました。私の所でも建設地を特定してビジョンを作成したものはありますが、本当に市民のために50年、100年先を考えたとき、何処がふさわしいのかを長期的ビジョンに立って選定すべきではなかったかと私は思います。確かに吉田前市長から瀬戸市長になって、考え方などが変わっているとは思いますが。建設地を五老内に決めた説明は市民に出来ていると思いますが30万弱の市民にどの程度行き渡っていたかというのは疑問ですね。
富田 私などは、西側には広大な敷地がいくらでもあるのだから、西部地区開発のためにも田んぼの真ん中にデンと造った方が将来のためになると考えますが。
鈴本 “桜つつみ”など西手にはいくらでも候補地がありますね。しかし、市では市街地の空洞化が問題になっているおり、目先のことだけで建設地を決定した気がします。例えば、山形県東根市では、田んぼのど真ん中に市役所を造ったのですが、だんだんと開発が進んで、これまでの“くだものの町”というイメージだけではなく、新たなマチ並みが形成されています。
富田 基本設計では、地元と大手が混じって進めましたが、果たして地元の設計士はどの程度まで“地元としての係わり”を持つことができたのでしょうか。
鈴本 やはり、スタッフや技術の面からも、あれだけの規模の物を地元だけでは出来ません。市民保健センターなども市は“地元育成”という点からも、その手法を取ってきましたので、大手とのJVでも問題はないと思います。プロポーザルを決定する審査の段階でどれだけ地元設計士の意見が反映されているかを基準に選んでいるでしょう。



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