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県が第1回ふくしま木づかいセミナーを開催

27日に開催された第1回ふくしま木づかいセミナーの様子
27日に開催された第1回ふくしま木づかいセミナーの様子
 福島県農林水産部県産材特産グループが主催する「第1回ふくしま木づかいセミナー(住宅編)」が27日に郡山市のビッグパレットで開催された。県が進める住宅や公共施設への県産木材利用促進の一環として開催されたもので、オプコード研究所の野辺公一氏と吉倉工務店の渡邊耕作氏がそれぞれ『顔の見える木材での家づくりネットワーク』、『地元の木を使った家づくり』と題して講演を行った。

工務店はHPで積極的にアピールを!

 野辺氏は、木造住宅などの事業・商品開発コンサルティングを主な仕事としており、そうした立場から現在、全国の工務店が置かれている現状や取り組むべき課題などを中心に講演した。
 野辺氏によると、消費税の増税が近い将来に予測されており、住宅市場では一時的に増税前の駆け込み需要が見込まれるものの、増税後はその反動として再び住宅需要が落ち込むものと考えられている。こうしたことから現在、厳しさを増している工務店の生き残りのための競争は、ますます激化するものと予測され、来るべき競争の激化に対して特に地元工務店の取り組むべき方策を語った。
 その第一として、「工務店からの積極的な情報発信」を挙げた。これからの工務店は、他社や大手ハウスメーカーとの違いを明確にし、自らの仕事に対するポリシーをはっきりと示すことで、建築主が納得・安心して家づくりを任せられるようなシステムづくりが重要だとする。野辺氏は「客の情報の受信量は工務店の情報発信量に比例する」と語り、特にホームページなどで自分たちの仕事の実績やポリシーを積極的にアピールすることが重要だとした。家を建てる世代層である30代から50代のほとんどは、家づくりに当たってウェブサイトを活用して情報を得ている実態が分かっており、ウェブ上でいかに自社をPRできるかが今後の生き残りのカギであると説いた。
 また、「家を建てたら終わり」の関係ではなく、OB施主を「拠点化」することで、建築主に「あの工務店で家を建てて良かった」と思わせるようなアフターフォローが重要であると説いた。そのシステムづくりと一例として、建てた家の定期点検などを実施し、定期的に顧客を訪れることで客との関係を維持することなどが考えられるという。これからの工務店の仕事は「家を作ることが半分、家を守っていくことが半分」であると語った。



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