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公共事業評価委第1部会が 県の対応方針案を支持


〜霊山道路、会津縦貫南道路4工区は「事業着手」〜
2日に開催された県公共事業評価委員会第一部会2日に開催された県公共事業評価委員会第一部会
  18年度第3回福島県公共事業評価委員会第一部会が2日に本庁舎で開催され、『霊山道路』と『会津縦貫南道路4工区』については「事業着手」とし、『腰浜町町庭坂線』と『大滝根川流域下水道田村処理区』については「事業継続」、『県営柴宮団地建替え』については「見直し継続」とする県の対応方針案を妥当する意見を取りまとめた。
 今回の部会では、第1回部会での審議および第2回部会での現地調査を踏まえて、1)国道改築事業・霊山道路、2)国道改築事業・会津縦貫南道路4工区、3)街路事業・腰浜町町庭坂線、4)流域下水道整備事業・大滝根川流域下水道田村処理区、5)県営住宅建設事業・柴宮団地の5事業について、今後の対応方針に関する部会としての意見を取りまとめた。

 霊山道路については17年度にルートや構造の検討、動植物調査などを完了していることや阿武隈東道路、東北中央自動車道などの関連事業とあわせて整備することで国道115号の県内の「北部軸」としての信頼性が高まり、利便性の向上を図ることができることなどを理由に19年度の事業採択に向け、「事業着手」とすべきとする県の対応方針案を妥当とした。

 一方、会津縦貫南道路4工区については、15年度から進めていた環境影響評価や道路構造の検討などが完了しており、県内の生活圏を結ぶネットワーク軸のひとつとして、地域相互の交流促進、地域生活の安定および地域活性化に寄与する重要な道路であることなどから19年度の事業採択に向け「事業着手」とすべきとした。

 また、腰浜町町庭坂線については、17年度末までに事業進捗率(用地費ベース)が80%を超えており、昨年12月の一部暫定供用によって良好な景観が形成されるなどの整備効果が現れていることから、23年度の事業の完成に向けて今後とも「事業継続」とすべきとする対応方針案を支持した。また、委員の1人からは、福島西道路の延伸などで周辺地区の交通量の増大が考えられることから、市道方木田茶屋下線に接続することになっている腰浜町町庭坂線を将来的には福島西道路まで延伸すべきとする付帯意見を加えるべきとの意見が示された。

 大滝根川流域下水道田村処理区については、関連する田村市の公共下水道のうち、旧船引町、旧常葉町の公共下水道については、一部供用を開始しており、18年度に旧大越町、19年度に旧滝根町の一部で供用を開始するなど事業の進捗が順調であることから、公共用水域の水質保全と生活環境の環境を図るため、27年度の完成に向けて今後とも「事業継続」とすべきとした。

 柴宮団地建替えについては、「公営住宅は住民により身近な市町村が主体的に役割を担う」とする県の住宅マスタープランの方針を受けて、今後は既存入居者のための必要最低限の整備とし、当初計画の10棟・148戸の建替計画を6棟・94戸に見直し、すでに建替済みの5棟・82戸に加え、21〜22年度に残りの12戸のみを建設する県の対応方針案を支持した。
 また、残りの12戸の建設に当たっては、柴宮団地周辺には一般の戸建住宅が近接していることから、地域コミュニティを考慮して公営住宅と一般住宅の間でなるべく相違が出ないよう工夫すべきとの意見が示された。

 部会による意見は、6月15日に予定されている第2回公共事業評価委員会での審議を経て、委員会の答申としてまとめられ、6月中に知事に対して意見具申を行うことになっている。(06.6.5)



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