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2050年の人口は?21世紀は水戦争が勃発!

〜NPO法人2050の北谷勝秀氏が講演で警告〜
 中国西部の黄土高原を走るシルクロードを地元のNGOや自治体、農民らと協力して緑化活動に取り組んでいるNPO法人2050の理事長である北谷勝秀氏(元国連ミャンマー駐在代表・国連人口基金次長・国連開発計画上席顧問)を迎えた地球環境公開講座が20日、福島市の福島市民会館で開かれた。主催は、9月30日に日大工学部で、「アジアと水-自然と環境問題を考える」を主催したアジア友好協会(福島市・八巻一夫理事長)で、同協会会員らの地球環境問題に対する活動啓蒙をさらに促進するための秋季講演会として取り組んだ。北谷氏は、「地球環境がもたらす文明破壊」と題して講演をおこなった。
 その中で北谷氏は、
文明の衰退は必ず環境破壊によってもたらされるものであり、地球は大気温暖化により氷山、氷河がどんどん溶けて、我々の生活や安全が脅かされているのが現実。人口急増、食糧増産、経済活動などにより、地球の至るところで淡水が不足していることを挙げた。そのことが砂漠化を誘い、川が涸れ、湖の水位が下がり、それが水汚染を招いている。
 地球上のわずか2.8%の淡水を65億人が分け合っているのが、さらに2050年には地球人口規模が90億人に達したとき、果たして使う水があるのか疑問であり、21世紀は水を奪い合う戦争が起こるかもしれないとも話す。

 我々日本人は、水のない国の人々に共感できないが、世界では毎日6000人の子どもが水に関した病気で命を落としていることに、思いやりの気持ちを持って欲しいと訴えた。さらに貧富の格差拡大や貧困国の人口増加、水質汚染、大気温暖化、砂漠化によって、こうした国の人々がどんどん日本に潜り込むことになりかねない。もっとこうした問題に日本政府や国連が使命感と情熱、さらに思いやりの気持ちをもって行動を起こすことが大切と訴えた。
 さらに、中国の内陸部では、薪や建築用資材として切り倒して、耕作地や果樹園にしてしまうことで砂漠化が進行中であり、特に黄土高原の緑を復活させるために、地元民とともに、植樹に取り組んでいることも紹介された。(06.11.21)

NPO2050ホームページ
http://www.npo2050.org/top/index.html
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