市民〔citizen〕と結ぶネットマガジン!
建設メディア「MEDIA」
Home > 県北 > 「まち交」の問題点は負担分の重さにあり!-2


都市再生には市民との協働と民間の活動


これまでの取り組みから
 私が市長となって足かけ6年、「市民との協働」をテーマにまちづくりを進めてきた。その経過をまちの紹介と共に、中心市街地の活性化やこの交付金の対象である飯坂地区のまちづくりについてお話を致します。昭和32年からの50年間は、日本の高度成長と一緒に社会資本の整備が行われてきた。そして今、少子高齢化社会を迎え、住民のまちづくりのニーズも変わってきたと市政100年目を迎えてそう考えている。福島市は県庁の所在地であり、県北一円では40万人の人口圏になります。また、米沢を含めたまさに南東北の玄関であり、繭の産地で経済が発展したことから、東北では初めて日本銀行の出張所がつくられたのもここ福島市であります。
 福島市は公務員の多いまちであり所得の安定したまちでもあります。それらを含め果物である春のサクランポから12月のリンゴまで、柑橘類ならすべてできるということで、農家の育成とともに芸術品のような果物を全国に販売しているまちです。それから誘致企業が30社ほどあり、観光面でも磐梯吾妻スカイラインなどを中心とした多角的に観光産業があります。

 今回、「まち交大賞」で表彰されました飯坂町都市再生計画は、一昨年に前総理から指定を受けて始まった訳ですが、普通なら完成した時に表彰されるものですが、やっている途中の表彰は、まさに「まちづくり交付金」の性格と特長を良く表していると思います。飯坂地区の前に、私のまちづくりの基本について話しをしますが、中心市街地のここ「コラッセふくしま」は私が就任して間もなく県と市と商工会議所が一緒になって造った建物です。昨年4月には東口にNHKと合築で「こむこむ」(子どもの夢を育む施設)を造りました。それから借り上げ市営住宅4棟123戸を供給しました。合わせて民間の活動が盛んでマンション進出が多く、勢いのいいまちで、私が就任して以来、人口29万人は変わりはないのですが、中心市街地の人口が約1000人増えたという状況です。中心市街地の定住人口についてはひとつの成果があげられたかと思います。
 我々、行政がいろいろな政策を立ち上げてやっていくことは、経済活動までは行かないが、教育、文化、医療、福祉など、そうした面の役割を40万人口圏都市として、ここでしかやれないものはここでやるという趣旨で、先ほど話した計画をおこなったところです。駅周辺には民間活力でいろいろな建物が立ちました。その中に、さくら野百貨店が撤退したビルがありますが、市役所が移れという声もありましたが、経済活動から行政ではなんとも仕方がないと、移転はガンとして断りました。そこに市役所が移転しても、周辺は繁栄しないからです。いま、お金の論理から、情報としては水面下で再入居の動きがあります。
 一連の福島駅前通りの流れに期待するのは民間の活動であります。小さなことですが、「こむこむ」の前に商人のみなさんが、駄菓子屋を始めたところ、人がいっぱいなんです。行政としては極めて基本的なまちづくりの流れをつくりますが、やはり民間の皆さんによるまちの活性化が何としても必要です。まちの真ん中再生にも「市民との協働」が大切になります。

NEXST⇒「まち交」のお金はすべて地方に裁量を!





Copyright (C) 2001-2005 Medianetplan Co.,Ltd. All Rights Reserved.
このサイトに記載された記事及び画像の無断転載を禁じます。