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「まち交」のお金はすべて地方に裁量を!


 さて、地域再生の飯坂ですが、飯坂温泉は昭和30年代に磐梯吾妻スカイラインが出来て、今のハードな建物がニョキニョキとできました。時代が変わり、お客様も変わって、現在のような様相になり、町の人たちが立ち上がったわけです。飯坂温泉街には火事になり廃旅館がありましたが、行政として税金を投入して解体することなどは考えられないことでしたが、旅館組合や公的な団体などが資金を集めて、廃旅館を格安で買い求め自分たちの物となった段階で、行政が8000万円近い税金を投入して解体しました。行政がお金を出すにはそれなりに、地元に住む皆さん、商売をする皆さんが汗をかいてもらわなければ、行政はやれないという事例であります。もう一つは市が買い取りました堀切邸ですが、10年近くそのままでしたが、とにかくまちの皆さんに対し「シンボリックな建物なんだから、中に入ってもらって、庭も整備して、そこでイベントもやってもらいましょう」ということで、まちの方々に入って頂き、3年くらいイベントもやりました。今度「まち交」を使って、堀切邸を手掛け始めたところです。もともと汗をかいて取り組んでいたところに、このような制度が出来たので使わせて頂くことになったわけです。駅舎のバリアフリー化など30億円を5カ年事業で取り組み現在、2年目が過ぎようとしているところであります。


「まち交」の課題について
 地方自治体はこの制度をつくって頂いたが、自己負担が6割あるこのところが問題なんです。私がいろいろな自治体の首長さんに聞きましたが、コレだけのものが出せるのかなと思います。本当に困っている自治体がこの交付金を使って再生を図るには4割の交付金では厳しすぎると感じています。このことは、国会議員にもお話をしますが、「負担のない補助金をつくる」あるいは「二つの制度を併せて何とか負担を少なくする」といったアイデアを国土交通省内で頑張っているという話しですが、それだけに尽きるのではないでしようか。この制度そのものは非常に良い制度です。もう一つは、国と地方の関係をしばらく見させてもらいましたが、やはり国自身が今までのように用意して「さあ、やりなさい!」というのは限界に来ていると思います。ですから、私は「市民との協働」といっているわけです。
 今度の「まち交」は、まさに国が地方の考えをものすごく尊重して作られた制度だと思っています。本来はこうしたお金はすべて地方で裁量ができるようなお金が来る制度であって欲しい。もっともっと自己負担を少なくしてもらえば、地方はまだまだこの制度については感謝するのではないかと思っています。(07.2.28)

平成19年度地域活性化策関係予算の概要
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/tiiki/070205betu1.pdf
民間都市再生整備事業計画 の認定制度について
http://www.mlit.go.jp/crd/machi/kagami.html
新たな観光拠点として旧堀切邸を再整備
http://www.medianetplan.com/0611/008.html
2006年8月1日:旧若喜旅館本店跡地(2棟)の解体撤去
http://www.iizaka.com/~/~/all_yumebokin/yumebokinn_main.html

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