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これからの住宅“感と度胸”だけではダメ!
いわき市・エコ・ビレッジの“200年住宅”を見学

 ふくしま数寄造りの会(大村一夫会長)は3月定例会として29日、いわき市にある株式会社エコ・ビレッジの『200年住宅』を見学した。見学したのは同社がいわき市中央台高久1丁目に今年1月に完成したモデルハウスで、国土交通省が超長期住宅先導的モデル事業(2009年度から長期優良住宅先導的モデル事業に変更)として2008年から取り組んでいるもので、同社が県内第1号として認定された。訪問した大村会長、三浦藤夫副会長、富田正廣事務局長は、同社の猪狩元彦専務から現場で詳しい説明を受け、200年住宅に対する認識を新たにした。



 県内初の200年住宅として認定を受けたエコ・ビレッジ社のモデルハウスは、国産構造材100%を使用し、“しっかりつくって、ながく大切に住むエコ・木の家”をコンセプトに鹿島街道に隣接するいわきニュータウン内の一画、敷地面積232.36平方メートル(70.28坪)に木造軸組工法2階建て・制震工法(JVA)、建築面積148.19平方メートル(44.73坪)で建築された。すでにマスコミ各社が、1月の完成見学会前後に取りあげたばかりだが、同社にはすでに8件の申込みがあり、モデルハウスの近くでも稼働する現場があった。
 猪狩専務は、「5年ごとの定期点検、その点検記録をしっかりと保管、60年間保証することは、人間で言えば医者と同じ役割だと思います。履歴を積み重ねることでお客様も安心して住めます」と話す。さらに「履歴書は大規模なリフォームにも対応でき、3世代に渡って住み続けられる基本になります。200年住宅は、そのまま200年住むことが出来るということではなく、定期的な点検や定期的な改修をしっかりと行うことで長く保つことができるということだと思います」と話している。

  大村会長は、当会がめざす200年住宅の懸案であったコンクリート土台や屋根材、外壁材、地盤調査などについても意見を交わした。猪狩専務は、「これからの住宅建築は棟梁の“感と度胸”で造っていくものではなく、設計は設計者がきちんと構想を練り、施工者は設計図通りにきちんと造るということが、今以上に求められます。建築申請書だけ出すような設計士ではダメですね」と語り、すでに社内では設計部門、施工部門でそれぞれのエキスパートを教育しているという。また、猪狩専務からは、200年住宅に対する顧客の考え方や年代層によって変わる家づくりへの価値観など、営業戦略についても学んだ。その中で、200年住宅は40代以上をターゲットに、年輩者は「将来は息子夫婦と一緒に住める家を造りたい。直し直しでもいいから、長く住んでいたい」という声が多く寄せられた」という。(09.3.30)
長期優良住宅先導的モデル事業(200年住宅)とは、国産材を使って、国から工事費の1割以内、最大で200万円が補助される基本性能の高い、長く住み続けることが出来る究極のエコ住宅のことです。
■エコ・ビレッジホームページ
http://www.eco-vnet.com/




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