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「和を以て貴しとなす」日本人の心

慶徳綜合経営センター株式会社
代表取締役 慶徳孝一

 今年の幕開けは大荒れの天候に見舞われ、経済状況の厳しさを写し出したような荒れた空を見上げながらの初詣となりました。大きな変化の年であった昨年をいつまでも引きずることなく、今年は問題解決の年とできるようにと誓いを立てました。
 日本人は「和を以って貴しとなす」国民性を持ちます。自分のことばかりでなく、相手への気遣いも忘れません。それに対して友好国と言われる米国は「自国の利益を最優先する」国家です。昨今のグローバル化の波は世界中の国家が米国と同様の国家感を持つように導いているようにも思えます。煮え切らない日本の態度が米国をイラつかせているようですが、安全保障問題にしても環境問題にしても、「周りが賛成してくれるまで説得を続ける」手法がはたして通用するものなのかどうか。日本人には理解できても国際社会では嘲笑を誘うだけなのかも知れません。
 阪神淡路大震災から15年目を迎えましたが、あれだけの災害下にありながら暴動や略奪等が全く起こっていないことを、当時諸外国メディアは“奇異”に感じたという報道がありました。まさにこれが日本らしさなのでしょう。日本中から多くのボランティアが現地に駆けつけ災害の復旧に手を貸している姿を見て、「日本も捨てたものじやない」と感じたことを思い出しました。
 平和な日本が何によって守られてきたのかについては、いろいろな見方があります。これからの日本をどのようにして守っていくことが最良の道なのかを探っていく議論が“安全保障問題”でしょうし、もっと地球規模の視点で我々の住む星を守ろうとする議論が“環境問題”です。どこかに依存することを前提としながら屈折した議論を続けるのではなく、「和を以て貴しとなす」日本人独特の感性で議論が進められることを期待したいものです。

■慶徳綜合経営センター株式会社
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■税理士 慶徳孝一の税と経営
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