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いまこそ「入るを計りて、出るを制す」の精神を!
トヨタ自動車・張富士夫会長が福島市で講演

 販売台数世界一、世界最初の量産型ハイブリッドカー、リコールと話題の多いトヨタのプリウス。その「プリウス」を産んだトヨタ自動車は低迷する自動車業界の牽引役となり突き進んできた。日本のトップ企業としてあるべき企業経営とはいかなるものなのか、そのトヨタ自動車・張富士夫取締役会長による「不況下の企業経営と将来の展望」と題する講演が15日、福島商工会議所の主催で開かれ、福島ビューホテルの会場には景気低迷からの脱出の糸口を探る経営者など約450人が傍聴した。



 張会長は冒頭、今回のリコールに対するお詫びをしたあと約1時間に渡って講師を務め、金融大不況後(08年9月)の状況、不況時の企業の行動、トヨタのAction、減産時が改善のチャンス・人材育成のチャンス、そして将来の展望と対応について触れた。その中で張会長は「景気は必ず回復する事を前提に、今後、どんな世界(市場)が出現するか、それにどう備えるかが大切だとした上で、「こうした右肩下がりの減産の時が思い切った生産改善の時で、同時に人材教育のチャンスで、知らないことを知るための“教育”と、知っていることをさらに実践する“訓練”をもって、自信を付けさせることが大切。不況時こそ、カネを使わずに知恵を使うときだ」と語った。

 また、将来の対応として、「日本は育てる文化と創意工夫する知恵があり、臨機応変に対応が出来るというの強みがある。また、他国の強みは何かを知り、何を学ばなければならないかを知ることが大切。トヨタはいま、創業当初の原点に戻り,“奢り高ぶりを戒め”、お客様への感謝を忘れない経営を目指していると話した。また、張会長はいまこそ、「入るを計りて、出(でず)るを制す」の経営精神が企業に求められる時だと語った。(10.2.16)
■ 張富士夫氏概要『ウィキペディア』(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%B5%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E5%A4%AB





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