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福島駅東口栄町商店街に病院機能移転が望ましい
佐藤工業の加藤社長が福島市中心市街地の開発を語る

 昨日、所属する団体の会合で「福島駅東口中心市街地活性化」について、加藤眞司(佐藤工業社長)さんのスピーチを聴く機会があった。どのようにしたら駅前商店街は往年の賑わいを取り戻すことが出来るのかと出席した多くの会員は、福島駅東口商店街の疲弊さに少なからず心を痛めているはずである。



  加藤さんは、私的な立場で忌憚のない意見を述べた。特に佐藤工業が所有する農林中金福島支店跡地やアクティー21ビルを含めた栄町再開発事業については医療機関機能を誘致したまちづくりが望ましいとする誘致活動が展開され、署名3万人以上が集まっていると語った。
候補としては大原総合病院の移転や福島医大の外来機能の設置、さらには病床400床以上を持つ県内の総合病院の機能移転も視野に誘致活動を展開中だという。(駅前の活性化について語る加藤社長)

 また、昭和40年代には賑わいの中心地だったパセオ通りにある飲食店街『仲見世』が仲見世ピルとして今年12月にオープンする計画(写真下)であり、現在入居者の募集を行っているという。仲見世ピルは原則として午前10時オープン・深夜1時を閉店(お昼12時開店の厳守)に営業とする業種に定め、深夜のみの営業業種は入居できないとした要項にもかかわらず、すでにテナントの半分が申込みを受けている。
 
 さらに、旧さくら野百貨店跡の利用は福島市等が出資する福島まちづくりセンターが所有者である積水ハウスから土地と建物を買い取り、今年夏頃の再オープンをめざすことにも触れ、国や市が全面的にバックアップし駅前の活性化に向けて取り組むことが紹介された。ビルにはダイユーエイト(福島市)が入居するほか、福島市の機能の一部移転や地元商店の入居する計画だ。加藤さんは「駅前の病院を核としたまちづくりを考え、駅前通りに賑わいを取り戻したいと福島市を中心に、地権者、商店街経営者、そして福島商工会議所が一体となった取り組みを展開中だと締めくくった。

希望設置のトップは“魅力的なレストラン・食堂” 

 全国の県庁所在地で「最も寂しい駅前」との悪評が高い福島駅前商店街に昔の賑わいが戻ってくるのかは、我々市民ひとり一人が考えなくてはまちの再生はあり得ない。
 2月に福島市中心市街地活性協議会が開いた講演会で講師を務めた清水義次さん(アフタヌーンソサエティー代表)は「福島市は企業進出の可能性が相当大きい。今後は本社が誘致できるまちになること」と福島市の将来性を高く評価したが、福島市中央(東口)の消費者購買動向調査では余目・矢野目地区(福島サティー周辺)や杉妻地区、清水地区の購買力(買物場所利用分布率)が落ちていることを指摘した。また、中心市街地商店街への希望する店舗を調査したところ「魅力的なレストラン・食堂」の設置がトップで、次いで「地産地消の飲食店・物産店」と続いている。
 果たして、病院機能の移転、仲見世ビル開発、さらに旧さくら野百貨店跡の再オーブンが福島市の中心市街地活性化にどう貢献できるか大いに期待するところだ。(10.3.23)





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