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自然エネルギーと自然の恵み生かす「までいな家」とは
14日に郡山地域テクノポリス推進機構が視察研修会を開く

 (公財)郡山地域テクノポリス推進機構は14日、環境保全・共生科学技術研究会の「視察研修会」を開き、今年4月にオープンした飯舘村「までいな家」を参加者約20名が見学した。 同家は、地方公共団体が対象となる平成21年度の環境省「21世紀環境共生型住宅のモデル整備による建設促進事業」に応募し、東北では山形県と飯舘村の2カ所(応募件数58件のうち全国20カ所選定)が選定された。家全体が環境に配慮した取り組みとして全国から見学者が絶えない。



 郡山市のビックバレットをバスで出発した一行は途中、木材のゴミゼロエミッション活動に取り組み、資源のムダのない活用や森林活動、さらにはクリーンエネルギーの風力発電で工場内の外部照明・防犯灯などへの利用等で、環境に貢献度の高い、
丸三木材株式会社(二本松市小浜)のブレカット工場を見学した。同社は社員120名が24時間体制で月間7500坪の住宅部材を生産する量は東北一で、木造軸組住宅の精度向上、品質の安定化、さらにはコストダウンの確保に全員参加の精神で取り組んでいる。
 午後、飯舘村「までいな家」に到着すると同時に、菅野典雄村長(写真左端)が一行を出迎え、「までいな家は限りある資源を大切に、低炭素型田園ライフを堪能できるエコハウスとして建設されました。体験宿泊もできるので、実際に宿泊して“までいなライフ”を味わって欲しい」と歓迎のあいさつを行った。その後、職員の案内で各施設を見学した。

飯舘村に見かける「半農の暮らし」を再現!

『までいな家』は、古民家をイメージする母屋の平屋部分を「親の家」、若夫婦向けに増築した二階建て部分を「この家」、そして、農家の納屋を「作業場」の3つのブロックと家の前の「食べる庭」をイメージに、飯舘村で見かける“半農のくらし”を再現した家づくりになっている。家の中の暖房設備には、温水パネルヒーターと床下放熱器を使用し、機械室に設置した薪ボイラーで沸かしたお湯を不凍液に熱交換をして床下を循環するシステムだ。

 また、和室と広縁の間仕切りには蓄熱材を使った障子を設置し、冬の太陽熱を蓄えて室温の急激な低下を和らげる工夫や室内の南側に御影石の石積み棚を設置することで、温室の屋根から差し込む太陽熱を蓄えことで、冬は室内の急激な低下を和らげ、夏は熱の拡散を抑えるなどの方法を駆使している。また、自然の恵みを利用した雨水貯水タンクやブドウ棚を利用して、夏は日陰に、冬は葉を落として太陽の光を室内に取り組むなど、様々なイデアが各所に生かされている。までいな家は施設見学、体験宿泊ができ、研修会や会議などに広く利用されている。(10.10.15)

■「飯舘村までいな家」整備事業ホームページ 
http://www.vill.iitate.fukushima.jp/groups/madei/ecohouse_index.html
■21世紀環境共生型住宅のモデル整備による建設促進事業(までいな家紹介)
http://www.env.go.jp/policy/ecohouse/challenge/challenge04.html





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