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我が家の屋根は、床下は、シロアリは、水回りは?
NPO豊かなふる里を築く研究会がラジオ番組で解決策

 福島市を中心に活動するNPO豊かなふる里を築く研究会は、昨年10月からコミュニティー放送『FMポコ』で、市民のための家づくり番組「家づくりは土台から」を放送中だ。先週6日(再放送は13日)の午後12時30分から30分にわたって『福島の気候や風土に適した家づくりとは?』をテーマに、同研究会長の大村一夫氏(大和地質研究所社長)、専務理事の菅原良彦氏(造建築事務所長)、常務理事の三浦藤夫氏(三浦工匠店社長)、そして事務局長の当社の富田正廣で、屋根対策、壁対策、さらに最もやっかいな部分である床下対策で語り合った。その放送内容の中で、構造設計の菅原氏の部分を要約して掲載する。放送は再放送を含め毎週日曜日の午後12時30分から。

■ 屋根の対策はー
菅原 瓦の場合は鉄板系と比較すると重いので、風に対しては建物がガッシリして良いのですが、地震に対しては不利になります。鉄板系ですと、軽いので風に対しては逆に不利になり、地震に対しては有利になります。瓦の場合は先ほども言いましたように、重いので骨組みが鉄板系の軽いものより大きな部材、つまり、下地、モヤ、タルキ、梁等が大きな部材を使うようになります。

■ シロアリ対策はー
菅原 シロアリは木材、空気、湿気の3つのひとつを無くせば大丈夫です。しかし、これらを取り除くことは不可能です。ベタ基礎や布基礎形式の基礎でも床下にコンクリート版を造り乾燥性能を作ることで外部からの侵入を防ぐことが出来ます。
 完全にコンクリート版に隙間がなく、土の中からシロアリの出るのをシャットアウトすると思います。苦情で一般的に多いのは薬品ですが、定期的に点検することが重要です。シロアリはすべて巣穴を作り、その中に王と女王アリが滞在し、働きアリがエサを運び、巣穴はエサとなる木材の中に作るもの、地中に作るものが多いのです。

■ 床下の換気対策はー
菅原 床下を常に乾燥状態に保つ事、つまり土台、床下、根太等の保護、または住み方の健康等にも良いと思います。私も設計協会の指導委員として、建主さんの苦情相談の経験があり、特に問題のない建物に悪徳業者が「床下が湿気地震が来ると危ない」等と言われ、知らず知らずのうち仕事を依頼してしまったという現場を調査しに行ったことがあります。この時は、床下にヤンキャンを取り付、床下に炭を敷き、100万円を支払ったとのことでした。

■ 床下の排水対策についてー
菅原 水勾配は大きいほど水の流れは良いことは誰にでも分かるはずです。一般的には建築基準法では、床の高さを450o以上にしなければなりません。つまり、道路側の排水の高さと比較になり、敷地との高低差がなければ、ポンプなどの排水も考えられますが、床を高くすることも良いと思います。
 また、建物の設備機器、つまり便器や浴槽、これらの寿命が違うので排水管、吸水管等の修理や取り替えのため、また点検し易く作っておくことが大切だと思います。特に建物の内部ですと、一カ所に集中したパイプスペースを作ると良いです。

■ 浴室等の対策についてー
菅原 水を使用する浴室、台所、トイレは完全に水が漏れないことですが、万が一、水漏れを起こした場合のため、水の触れる箇所は木材以外のコンクリート、CB等を使うと良いです。
 また、ユニットバス等を使う場合でも劣化などや排水の接続不良、使用中に排水管のヒビ割り等があり得るので、木材以外の素材で施工した方が良いでしょう。
(詳しい内容とやり取りについては2月13日の再放送をお聴き下さい。また、ご相談などについてはNPO豊かなふる里を築く研究会のホームページにアクセスして、メール等でお問い合わせ下さい)

■ お問い合わせ
NPO豊かなふる里を築く研究会
http://www.npo-furusato.net/
〒960-8072
事務局/福島県福島市北中央3丁目9-2
(株式会社大和地質研究所内3階)
E-mail:
TEL 090-3127-3423(事務局長直通)





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