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大震災から学ぶ、地震のしくみと家づくり
NPO豊かなふる里を築く研究会がラジオ番組で検証

 NPO豊かなふる里を築く研究会(大村一夫会長)は、10月から福島コミュニティー放送・FMポコで「3.11に学ぶ家づくり」と題して、半年間にわたる東日本大震災後の家づくりについて放送を開始した。1日は、これから放送予定の11月11日と25日放送分を福島駅東口のパセオ通りにあるスタジオで収録した。

 この中で、新潟中越地震や阪神淡路大震災と今回の東日本大震災を比較して、建物の壊れ方などについてどのような違いが生じたのか、そして古民家と一般住宅では、地震に対する「強さ」はどのような違いがあるのか等を古民家に詳しい同研究会常務理事の三浦藤夫さん(三浦工匠店)が解説した。

 また、同研究会代表理事の大村一夫さん(大和地質研究所)は、海溝型と直下型の地震が建物に与える影響の違いや、これからの家づくりでは「液状化現象」(地震の際に地下水位の高い砂地盤が、振動により液体状になる現象)や「不同沈下」(同一の基礎や構造物が傾いて沈下すること)にも積極的な対応の必要性を解説した。
 
 同じく、同研究会専務理事の菅原良彦さん(造建築事務所)は、今回の大地震に対して、国の「建築基準法」は今後、どのような建築物を目標にしていくべきなのかを解説した。さらに耐震診断結果が
「倒壊する可能性が高い」とする構造評点が下されているにも係わらず、福島市では倒壊した家はほとんどなかった点に触れ、今回の地震のしくみや構造について、それぞれの立場で検証した。

 進行を務めた同研究会事務局長の富田正廣さん(メディアネットプラン)は、一般市民の立場で家をつくるときの基本として、
1, 自分の住んでいる地方、地域、場所の地層をよく知ること
2, 安全な場所に家を造るには、その場所を自分の目で確かめること
3, 土地の歴史、土の種類などを役所や土地地理院等で調べること
4, 古くから住んでいる人に昔の話をきくこと。
5, 建てたい土地が見つかったら、地元の大工さんや工務店さんと共に「顔の見える家づくり」をめざすこと。 等が震災後の家づくりには大切な知識になると語った。同研究会ではこの番組に対するご意見やご要望などをメールで受け付け、放送に反映させる方針。
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■NPO豊かなふる里を築く研究会/家づくり研究部会ホームページ
http://www.npo-furusato.net/iezukuri-kenkyubukai/index.html

◎この放送予定は次の通り
○11月04日(金) 午後7時10分から7時40分
○11月11日(金) 午後7時10分から7時40分(再放送)
○11月18日(金) 午後7時10分から7時40分
○ 11月25日(金) 午後7時10分から7時40分(再放送)





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