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『地盤調査』にこれまで以上のお金をかけよ!
大和地質の大村一夫氏が「地盤を考えるセミナー」で講演

 福島市の株式会社大和地質研究所代表取締役の大村一夫氏(NPO豊かなふる里を築く研究会代表理事)は3日、建設センターで行われた県耐震化・リフォーム等推進協議会開催の「地盤を考えるセミナー」で講演を行った。
 大村氏は「基礎の設計・施工で、建築士が瑕疵責任を問われないために」と題して実際に賠償問題まで発展した白河市の物件を実例として挙げ、施主と施工を行ったハウスメーカーの主張を検証した。

 大村氏によると、昨年の東日本大震災によって物件の家屋擁壁は修復不能に破断し、
1年以上過ぎた今も不同沈下による浮き沈みを繰り返しているという。ハウスメーカーはこうした土地の条件を熟知した上で建築に着手した。だが、メーカー側は相手方(施主)土地建物の買い取り、地震で転倒した家財の交換などの要求に対しこれを拒絶した。今回の地震は想定外の震度6で、損害賠償責任を負うものではないと主張した。こうしたトラブルに巻き込まれないために大村氏は、造成地で二方の擁壁に囲まれた宅地は要注意することを柱に、基礎の設計・施工のポイントを解説した。

 特にこうしたトラブルを避けるためにも、セカンドオピニオンとして保険をかけること、地盤調査にお金をかけること、その地盤調査費用の概念を坪単価から年単価に変えることが出来れば、こうした問題は解消するだろうと締めくくった。会場は多くの建築設計事務所を始め建築住宅会社などが聴講した。(2012.7. 04)

■大村一夫氏のプロフィール(ブログ)
http://daiwageolab.sblo.jp/





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