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県環境創造センター、疑問の地元との企業体方式
県の隠蔽・秘密主義にヒヤリング会場で嫌気

  どうもしっくりしない結末だ。と言うのは、今月12日に最終審査となった「県環境創造センター(仮称)整備事業基本設計・実施設計委託業務」の結果だ。


 

 当日は最終選考4者のヒヤリングが行われ、全ての設計業者が単独の提案書を説明し、質問を受けた。この時点で、県側からも提案者からも地元との企業体方式という説明は一つもなかったし、審査委員側からもそれらしい質問も飛ばなかった。あのヒヤリング会場にいた一般市民で企業体方式だと理解していた人はどけだけいたかだ。フタを開ければ何と!「久米設計・阿部直人設計共同体」が委託候補者になったという発表だ。

 さらに、1月末にホームページで発表される予定が、発表されないことから、今月頭に当社が"一県民ですが」の立場で?担当課である水・大気環境課で問い合わせると「契約者との最後のツメが難航していて、発表は2月上旬になる」という内容の説明を受けた。この時点で『公』の県が「発表が遅れる」と言うだけで「なにかあるのか」と疑問を持つのは不思議ではないだろう。審査発表まで実質半月の遅れだ。審査側としてはいくつもの難題をクリアしなければならないだろうが、一市民としてはその間,何の音沙汰もなければ、やはり不信を抱かざるを得ない。

県側の一方的な隠蔽・秘密主義が先行?

 当日のヒヤリング会場でも多くの疑問を感じていた。休憩時間に県の担当者に「提案者の名前と作品を発表しないのか」と詰め寄ったが「提案者の名前は発表しない。提案書の写真撮影は禁止だが、閲覧はできる」との返事だ。だが中には、堂々と名前を名乗った提案者もいた。それが久米設計だったが「名前は言わない」という県との打ち合わせはなかったのか。その提案4者が"地元との企業体でやっている"と発言した提案者はどこもない。地元設計業者は発表抜きの"名ばかりの付け足し"だったか。裏ではすでに企業体は出来ていたのかだ。
 行政は公開が原則である。ヒヤリングも審査も公開で行うのが本来は原則でなければなるまい。県は県民に、市は市民に、町村は町・村民に、マスコミとか一般県民とかの隔たり無く、同質の公開と責任説明の義務がある。公開の原則に後退するような県の対応は断じて改めなければならない。「県環境創造センター」は世界に誇る研究機関として建設され、「福島県の原子力行政は世界一」と言われる行政を目指すべきである。くれぐれも世界に誇る施設づくりが、役人特有の隠蔽と秘密工作で、事が悪しき方向に進まぬよう県民は注意深く見守ることだ。 (13.02.19)





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