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福島市の阿部邸で古民家の"実測"に挑戦!
三浦藤夫さんから県工生建築科20人が野外授業で体験

 今月22日、福島県立福島工業高校建築科の3年生野外授業が福島市笹木野にある阿部邸(18代当主・阿部泰博= (株)あべき代表取締役)で行われ、生徒20人等が午前9時に現地に集合した。

 
 この授業は同校がここ数年継続する「専門高校プロジェクト野外授業」の一環として行っているもので、これまでも福島市周辺の「堀切邸・十間蔵」「宮畑遺跡縄文時代中期復元住居」「古民家・奥山邸」「亀岡邸」「阿部邸」等で課外授業として行われてきた。

 今回の授業は、古民家の「実測調査と模型での復元」に挑むもので、阿部さんから当家の成り立ちと建築の時代背景等を教わった後(写真=上の左)、同プロジェクトの外部講師を長く務めている三浦藤夫さん(三浦工匠店(有)代表)から「図面は正確さが大切、しっかりと測って素晴らしい模型を作ってください」と励ましを受けた(写真=下の右)。生徒達は早速、隣接する「離れ座敷」に移り、実測に挑戦した。

 阿部家は敷地約3000坪に母屋など9棟を所有し、文化庁の「登録有形文化財」に指定された元豪農・豪商の館。母屋などは明治期に建築されたもので、座敷には貴重な書画や骨董品が数多く残されている。今回学習の対象となった『離れ座敷』は平屋建て、上手・入母屋造り、下手・切妻造り、硬質瓦葺きからなる座敷で譜代年代は19世紀(1808〜1822)の頃とされている。

 
 当主の阿部さんは現在、所有する広大な敷地と古民家群を最大限に活かす取り組みを進めており、洋なし、リンゴ、桃等を使ったブランドの高い加工品の販売に力を入れ、県外や海外に販路を拡大している。講師を務めた三浦藤夫さんは「建築を学ぶ生徒さんのために、屋敷内を開放して頂きとても感謝している。古民家で建築の勉強が出来ることは有り難いことです」と語り、生徒の実践指導に当たった。

■ あべき倶楽部ホームページ
http://www.abekiclub.com/
■ 三浦工匠店(有)ホームページ
http://www.shinsukiya.jp/





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