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今年も全生徒から105通に及ぶ感謝の「作文」が届く
県立福島工業高校建築科の専任講師を務める三浦藤夫さん

 福島市桜本で古民家再生や一般住宅建築に半世紀にわたって携わってきた三浦藤夫さん(三浦工匠店有限会社代表)。東日本大震災が起きた2011年3月以降、福島市内を中心に重要文化財級の旧家や古民家が甚大な被害を受け「解体か、保存か」その処遇を巡って、所有者や行政から多くの相談に関わってきた。
 建築大工になったのも、神社.・仏閣、数寄屋造りの家、茶室づくりに憧れ、東京や京都までも足を伸ばして勉強会や研修会に

 
出席、それでも飽き足らす、東京の伝統建築を指導する学校に通いながら、自らも伝統建築物を積極的に請負ながら、技術を磨き習得してきた。その実績と経験が、あの大震災で大きく花開くことになった。 古建築物の修復には、所有者の抱える課題の多さを知り、共に悩みを共有する保有者・所有者に声を賭けて、昨年6月に正式に発足した「ふくしまの旧家を活かす会」設立に貢献し、同会の副会長として、会員のアドバイザリー的役割を果たしている。(写真は全生徒の作文に目を通す三浦藤夫さん)

 これまでの多くの経験と実績は、それにと止まらず現在、福島県立福島工業高校建築科が取り組む「専門高校プロジェクト事業」の専門講師を約10年にわたって務めている。ほとんどの授業は「日本伝統建築に学ぶ」を題材に、「講話」と「実践」を繰り返し、生徒が古道具、古画面、体験を通して、先人の知恵と技術を肌で感じながら授業に親しむカリキュラムだ。平成26年度の1・2・3年生の授業も3月末終了し、今年も全生徒から105通に及ぶ感謝の「作文」が贈られた。三浦さんは「新鮮な捉え方で、私の授業に興味を抱いてくれていることに感謝しています。一人でも多くの生徒さんが、建築大工の道に進んでくれたら有り難いことです」と話す。さらに「私たちの世代が日本の伝統技術を磨き、次世代に繋げることが使命だと感じています」とも話いている。 (2015/06/10)

■生徒さんの作文は「三浦工匠店ホームページ」からご覧頂けます。
http://www.shinsukiya.jp/

 




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