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"古民家を巡る"市民バスツアーが好評!
福島市と「ふくしまの旧家を活かす会」が協力

 福島市は28日、昨年に続き2回目となる"ふれあい講座・バスツアー『古民家めぐり』を開催した。同企画は市教育委員会文化課と福島市を中心に活動する「ふくしまの旧家を活かす会」の協力で行われ、"市政だより"で広く市民から公募した中から抽選で20名(応募数80名)が参加した。

 参加者一行は、9時30分にバスで市役所を出発、始めに瀬上町にある「嶋貫家」(国登録有形文化財)を見学した。当家では当主の嶋貫裕行さん、嶋貫倫さん(ふくしまの旧家を活かす会・会長)から当家の歴史や生業、家系、さらに文化財の品々について説明を受けた。


 
 続いて、天正時代から続き江戸時代には大庄屋として財を成した旧堀切邸(市指定有形文化財 )と県内では最大最古となる「十間蔵」を見学、復元工事を手掛けた三浦さんから説明を受けた。また、江戸時代に創業した土蔵造りの老舗旅館「なかむらや」(国登録有形文化財)を外部見学した。江戸・明治時代の名残を留める周辺一帯の外観と佇まいに参加者は「ふ・く・し・ま」を再発見した。

 一行は、飯坂学習センターで昼食をとった後、茅葺き屋根の葺き替え、芝生の張り替え等を終えたばかりの泉にある「佐藤家」(国登録有形文化財)に移動し、当主の佐藤利男さんから養蚕を営み豪農となった当時の様子や歴史について説明を受けたほか、三浦さんからは構造等について学んだ(=写真上)

 最後は、薬医門と石塀が連なり一見、大名屋敷を連想させる成川の「矢吹邸」(国登録有形文化財)を見学、明治末期から昭和前期に建築された豪農の館に目を見張った。当主の矢吹友市郎・弘子夫妻からその歴史について説明を受けた。また、東日本大震災後に修復工事に当たった三浦さんからも当時の修復の様子や構造などについて学んだ。福島市は来年も同様の企画を続け、広く市民に「福島の文化財」への関心を深める方針。 (2015/11/30)




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