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「和の住まいと暮らしを考える」シンポに130人
"ふくしまの旧家を活かす"取り組みや活動も披露

 東日本大震災以来、全国各地で日本の伝統的建築物が急速に失われつつある中で、国を始め県・市町村ではあらためて"日本の住まい"を見直す取り組みが行われている。そうした中の1月27日、「和の住まいと暮らしを考える」シンポジウムが福島市で開かれ約130人が参加した。
 
 会場では、「和の住まいのすすめ」「関係省庁の取り組み」と題して国土交通省、農林水産省の担当官が説明したほか、建築写真家・小川繁雄氏、東京大学・安藤直人氏が、それぞれ「和の魅力」や「木材資源の現状」等について講演を行った。


 
 パネルディスカッションでは、会津大学短期大学・柴崎恭秀教授の進行で、安藤、小川氏に、ふくしまの旧家を活かす会・嶋貫倫会長(P上・嶋貫本家)、同会・阿部寛副会長(飯坂・なかむらや旅館当主)が加わって、旧家・古民家の現状や活動、さらに維持と保存についても意見を交わした。
 
 嶋貫会長は「旧家を活かす会」の設立の意義や会員同士の連携と活動について、さらに昨年10月に発刊した冊子「旧家を訪ねて」の出版の反響の大きさに改めて歴史建造物の維持と保存と後世に遺すことの大切さを披露した。
 
 また、阿部副会長は、「震災以前は、歴史ある建築物に住みながらその良さや価値を見いだすことは無かったが、修復工事期間にいろいろなことを学ぶうちに、より一層の愛着を感じたと同時に、今では建築の木材にまで興味が広がった」と語った。また、参加者からは「震災で同じ経験(古民家改修工事)をした一人としてぜひ、仲間に加えて欲しい」と言う声も聞かれた。

 また、シンポジウムに先だって、嶋貫本家となかむらや旅館を参加者のうち30人が見学した。主催は福島県地域型復興住宅推進協議会。 (2016/01/28)

■「ふくしまの旧家を活かす会」の活動
http://www.medianetplan.com/kyuka/index.html 




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