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熊本地震で「同朋」へ支援物資届ける
福島市の三浦工匠店が親子2代で被災地を支援

 福島市桜本の三浦工匠店(有)専務の三浦憲顕さん(=写真)は、4月14日に発生した熊本地震の被災地にいち早く「支援物資」を届けたと同時に、大きな被害に遭った現地を目の当たりにしてきた。後日、その被災地の様子等を伺った。


 
 支援物資を届ける動機となったのは、所属する県建築大工業協会青年部が3年前から交流を図ってきた熊本県益城町にある(有)村田工務店が被災したことから、青年部の仲間3人で、当面必要となる大型ブルーシート、土のう、食料等をワゴン車に積んで15日午後8時に郡山市を出発した。東北道から高速道を乗り継ぎ、九州自動車道植木ICで下車、順調だった運転もこの先の一般道は、激しい渋滞に遭い、あとわずかな距離も3時間の足止めを余儀なくされ、同社に到着したのは24時間後の16日午後8時。益城町に着くまでは、普段と変わらなく、コンビニやパチンコ店も平常に営業をしていた。
 
一変したのは、益城町に入った塗炭、これまでの光景とは一転し、マンションは崩壊、一般住宅は倒壊がほとんどで、町の中はメチャクチャ状態で、"根こそぎ"という言葉そのものだった。やっとの思いで、村田工務店に着くと、3人を社長始め社員の皆さんが出迎えて、感謝の言葉を頂いた。 三年前から宮大工の伝統を活かし、真心をこめた家づくりをめざす同社と切磋琢磨して交流を深めてきたことから、居ても立っても居られず、いち早く現地に駆けつけた。

 
16日も震度7の本震に遭ったことから、滞在時間わずか2時間となったが、益城町内の被災現場は驚きの余り声にならなかった。活断層の上に建つ住宅は見る影もなく潰れ、これまで、大きな地震に出遭った事のない地方だけに、古い家が多かったのも被害を大きくした原因。新築したばかりの住宅も「前震」そして「本震」、さらなる「余震」の連続で倒壊した事実をどう受け止め、自然災害に今後は、どう向き合ったら良いのか、住宅建築業者の大きな課題だと受け止めた。

 
当社が取材したのは21日、この間にも地震は既に600回を越えていた。憲顕さんは「あらためて自然災害の恐ろしさを実感した。今後は日本の地形、活断層、立地条件等をしつかり学び、これからの建築技術をさらに高めたい」と感想を述べた。社長の三浦藤夫さんは平成16年10月に起きた新潟中越地震の被災地・小千谷市内の救援活動にいち早く参加した経緯がある。親子二代の現地入りとなった。(2016/04/25)

■三浦工匠店ホームページ《新着情報もご覧ください》
http://www.shinsukiya.jp/news/index.html#160425




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