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会津若松市で『景観フォーラム2016』を開催
福島市から「ふくしまの旧家を活かす会」島貫会長が参加

 会津若松市は8日、平成17年に景観法が施行され、これまで同法を活用して取り組んできた景観のあり方を、さらに会津若松らしいまちづくりをめざすにはどうあるべきかを検証する〜会津若松らしい景観をめざして〜と題する『景観フォーラム2016』が生涯学習総合センターで開催された。

 まず始めに、会津大学短期大学部柴崎恭秀教授が「会津の景観まちづくり」と題する基調講演が行われ、同市の大町通り、野口秀英世青春通りの商店街活性化に取り組んできた経験からこれからの会津若松市のあるべき姿について提言とアドバイスを行った。
 そのあと、柴崎教授をコーディネータに『女性が活躍する景観まちづくり』についてパネルディスカッションが行われた。バネラーには会津若松市の新城希子氏(会津若松商工会議所女性会会長、末廣酒造株式会社専務取締役)、稲村久美氏(株式会社まちづくり会津プランナー・コーディネーター、元市景観審議会委員)、福島市から島貫倫氏(ふくしまの旧家を活かす会会長、有限会社島貫商事代表取締役)が参加した。

 3氏はそれぞれの立場から、現在取り組むまちづくりの現状と課題について報告した後、活動で苦労されている点、女性の視点で変えていきたい点等ついて意見を交換した。
 新城氏は「酒造会社を営む立場から、酒造蔵の修復、保存、活用について取り組み、また、出入りする業者さんを始め修復等の支えになってくれる建築業者さん達による提案などを受けて何とか、保存出来ているが、蔵は悲鳴をあげている現状だ」と語った。
 稲村氏は「まちづくり会社に携わる立場から、より中心市街地の活性化、路地裏からの景観づくり、空き店舗・空き家の調査、さらに保存と活用等、家守(やもり)の立場で協力していきたい」と語った。

福島市から特別参加した島貫氏は『会津若松市の取り組みは学ぶことが多い。福島市は江戸の時代から天領や各藩の飛び地等で栄えてきた歴史から、纏まりに欠けている点が弱点であり、纏まりのある会津若松市がうらやましい。会津の女性に学び、少しでも女性が女性に伝えていくことの大切や行政との位置付けも大事だと感じ、福島市でのまちづくりへの活動に未来が開けてきた』と語った。
 
 また、柴崎教授は島貫氏が会長を務める「ふくしまの旧家を活かす会」の会員の旧家や古民家を紹介した「信夫の里・旧家を訪ねて」(昨年10月発刊、今年6月増版)を紹介し、歴史建造物の保存と活用の大切さを説いた。(2016/11/09)




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