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福島市内の"国登録有形文化財建築物"を見学
「ふくしまの旧家を活かす会」が"奥御殿と佐藤邸"

 福島市の「ふくしまの旧家を活かす会」(=島貫倫会長)は5日、平成30年度事業計画の一環である会員研修「旧家訪問」を実施した。
 一行16名はまず、福島市・飯坂温泉にある昭和天皇行幸行在所及び皇族方御宿泊所となっていた旧花水館『奥御殿』及び茶室坐忘庵を見学した。現在は株式会社聚楽の所有となり、建物の修復を始め庭園の整備が進められている。
 見学会には飯坂ホテル聚楽の野地誠総支配人と販売促進課の大西一聡さんの案内でこれまでの修復の現状や今後活用法などについて説明を受けた。また、当会の副会長でもある三浦藤夫さん(三浦工匠店会長)が2年前に聚楽の調査依頼を受けてから現在までの進捗状況や建築構造、さらには「国登録有形文化財」としての見所などについて説明を加えた。

 奥御殿は"秋田杉"がふんだんに使われた本格的な書院造り。外観は平屋建て、屋根は二段屋根銅板葺き等格調高い造りからなっている。茶室坐忘庵は、奥御殿南側に建築され四畳半切り本勝手に炉を切った典型的な間取りに水屋を隣接した本格的な茶室建築で平成10年に国の文化財に登録された。
■ 旧花水館『奥御殿』関連記事
http://www.medianetplan.com/2016/014.html

佐藤邸北側に古民家を活かした高齢者向け住宅を建設中!

 また、一行は午後、福島市泉にある福島県知事「故・佐藤善一郎の邸」を訪問した。当会の会員でもある所有者の佐藤利男さんから当家の歴史や成り立ち、そしてこれからの活用法などについて説明を受けた。当家は明治6年に建築され茅葺き屋根木造一部二階建ての養蚕農家。これまでの改修工事も一段落したことから、今年4月には「元知事生家」を地域住民に開放することが地元紙でも大きく取り上げられた。佐藤さんは「茅葺き屋根の修復は金銭面や職人探しなどで苦労する面は多いが、築140年を超える歴史あるこの建物を後世に伝えていきたい。平成25年に国登録有形文化財の指定を受け、益々その重要性を感じている」と話した。平成31年には敷地3000坪の母屋北側に古民家の良さを身近に、安らぎを肌で感じる「サービス付き高齢者向け住宅」をオープンさせるため現在建築中(写真)。会員一行は保存と活用の大切さを学ぶとともに、自らが所有する旧家や古民家の保存・活用に役立てたいと話していた。(2018/06/06)
■ 『佐藤邸』の関連記事
https://blogs.yahoo.co.jp/cxgsw928/41900415.html

■ 「ふくしまの旧家を活かす会」の活動
http://www.medianetplan.com/kyuka/index.html




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