あなたが変われば何かが変わる

2001.2


 もう小雪もチラチラ降るラッシュ時の5時を回って「ねえ〜、ねえ!年末年始、年度末になると何でどこの道路も工事中なの。本当に車の渋滞だらけで頭にきちゃうよ。忙しくなる時期合わせるように掘っくりかえして、まったく・・」と嘆くオバさん。まったくである。この時期になると主要道路といわずに生活道路までである。我が家の近くにも県道と電車が平行する箇所がある。途中からY字になるため車の渋滞はますます続く。
 「モサモサしてんじゃねえよ!」と苛立って前の車に八つ当たりするお兄ちゃんも出てくれば、車からわざわざ降りて、警備員に「いつまで待たせんの?」と渋い顔で聞く熟年おじちゃん。そんなトバッチリにただペコペコと頭を下げる若い警備員の姿。こんな光景はどこでも見られるいまの季節だが、その傍らでただ無表情で黙々と工事をする建設作業員たち。だが、そこを仕切るはずの「現場責任者」らしき人の姿は確認できなかった。

 こんなことだから一般市民が建設業者の味方になってくれるわけなどない。 「どこの建設屋だ!。文句言ってやっぺ!」と怒りの矛先は、請け負った建設業者に向けられるだろう。もしくは発注者であろう。発注者、業者とももっと市民の声に耳を傾けるべきである。
 一体この解決法はどこから始めたらいいのだろう。本来は簡単なことなのだ。
1、年末年始の工事は発注しない。
2、期間中は午前8時から午後8時までは緊急を要する以外はいかなる工事も認めない。
3、ラッシュ時の午前7時半が9時半、午後5時から7時まで工事による交差交通を認めない。

 これだけでも市民の怒りはおさまりませんか?発注者や業者の皆さん。その工事のおかげで生活が良くなるのは結構な話ですが、もうそろそろ発注時期や批判の多いムダな公共工事の発注や施工について双方だけでなく、一般市民を交えて有効活用できる本来の公共事業について考えてみませんか。 (2001.2)