亀岡さんを兄貴と慕う若者達

            主幹 富田正廣


 昨年末の衆議院選でわずか2000票足らずで、現職候補に敗れた亀岡偉民さん。あれから約2ヶ月が経ち、そのショックからも完全復活した。新年早々から精力的にあいさつ回りに飛び回り、次期に賭ける意気込みは半端じゃない。事務所に顔を出すと、あの大きな体を“くの字”に畳んで現れた。「今年もお世話になります!」の一言に次期衆議院選が近い予感を感じたほどだ。「今年は前回選挙の実績以上に、何事にも『全面に顔を売る』ことが肝心ではないだろうか。彼こそが最も「赤い絨毯」を踏む場所にいる惜敗率ナンバーワンの男なのである(写真は福島民報1/6付)

 そんな話しで盛り上がっている所に県北の建設業者が顔を出した。30代前半のA副社長だが、亀岡さん元にある相談を持ちかけてきた。それは県北7町村の「合併問題」である。そのテーマひとつで討論会のような“顔合わせ”になったが、「何のために合併するのか」、「その合併が何を産むのか」、「合併したらこうやりたい」というテーマを皆でつくることだと亀岡さん。さらに話題は合併を機会に伊達市(勝手な予想?)と福島市、さらに東北自動車道、東北中央自動車道を結ぶ「大環状道路建設をつくる」という目玉も考えるべきだアドバイスもおくる。選挙時だけてなく日頃から亀岡さんを「兄貴」と慕う若者が多いのもうなずけた。

 話しも一段落したAさんに「これからの建設業の課題は何んですかね」と聞いてみたところ「地域づくりと人づくりじゃないですかね」という答えが返ってきた。まさにそのとおりである。市民に親しまれる建設会社をつくることは、市民に対するグレーゾーンをなくすことである。談合問題や贈収賄事件が続く限り市民権を確保することは難しい。市民に愛される地元の建設会社になることは、いつも書くことだが、マチの電気屋さんの精神に学ぶことではないのか。「電気の球が切れた!」、「テレビが壊れた!」、「洗濯機が動かない!」、そんな時、すぐに飛んできてくれた電気屋の店主の姿こそが、わがマチの“建設屋さん”の姿ではないのか。そんな姿勢も「兄貴」から学べは建設業に未来は広がる。(2004・1・8)