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佐藤工業+菅野建設+安藤組が最高の組みあわせ
福島市新庁舎建設東棟の建設で思うこと(1)
主幹 富田正廣


 これから先、当分こうした公共大型建築は福島市内にはないだろうとも言われる新庁舎建設工事が8月27日に公告した。今回発注になったのは国道4号線に面する庁舎東棟だ。地上11階の免震構造でその面積は2万7千平方メートルの規模である。建築本体だけでも約60億円の工事費となる。そこに分離発注の空気調和設備、給排水衛生設備、電気設備が加わる。建築本体は建築の要である。



 すでに「地元発注を」と市側に要望した市の入札監視等委員会だが、公告には特別な配慮はなく「市内に本店を有する者又は市内に支店・営業所等を有し、その支店・営業所等を委任先・連絡先として登録済みの者」とだけある。  ようするに、代表構成員になれるのは、特定建設業の許可を得て、本店が市内にあれば総合点が1000点以上、市内に支店・営業所があると1400点以上、そのほか施工実績などクリアすれば誰でも企業体が組める。それでも鉄筋・一部鉄骨地上11階建ての免震構造をこなせるのは、地元では佐藤工業くらいだろう。 



 そこで、どうしても地元でこの物件をやるためには前にも書いたが佐藤工業、を代表構成員に菅野建設、安藤組の特定建設企業体が最もふさわしい組みあわせとなる。ちなみに代表構成員になれる会社はほかに晃建設と古俣工務店くらいだが力不足だろうから構成員に回る可能性が高い。
 例えば、佐藤工業+菅野建設+安藤組となれば地元としては最高の組みあわせとなるが、大手+菅野建設+地元となるとなかなか難しい。この大手が鹿島ならなおさら難しい。

 さて、大手業者が今回の東棟の建築60億円に魅力を感じるだろうか。県内には田村工業団地のデンソーなど大型物件は目白押しだ。特に関西系の大手業者はどうだろうか。東棟が建築中に西棟(議会棟)はせいぜい20億円程度の建築主体工事だろうから、この辺の絡みもあってどう出るのか、外野席としては興味津々だ。その間、現庁舎の解体工事も約5億円程度、土地取得費は27億円程度 新庁舎建設総事業費が180億円程度となると自然と設備関係の事業量も分かるというものだ。何はともあれ書類提出は9月16日から30日まで、入札日は10月15日である。どんな形であれ、地元が獲ってこそ、地元が活性化するのである。地元としての一致団結を願うところだ。(2008/8/28)

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