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佐藤グループは鹿島の「提示金額」に負けた!
福島市新庁舎建設東棟の建設で思うこと(7)
主幹 富田正廣


 15日に入札が行われた福島市新庁舎東棟建設の予定価格が16日、市のホームページで明らかにされた。建築本体工事は予想通り消費税込み60億円前後に最も近い59億3,618万1,300円(税込み)となっていた。



  落札した鹿島・菅野特定建設共同企業体が提示した価格は46億5000万円(契約金額48億8250万円)で予定価格に対する契約金額の落札率は82.2%、金額にして10億5400万円の開きが出た。


  まさに今回の入札は、当初から大手の鹿島と地元の佐藤工業という因縁試合と見るほかないが、市が公告した条件では最低制限価格は無いとしながらも、低入札価格調査については調査基準価格と失格基準価格はあると標記されており、最も低い価格で札入れした銭高グループは44億3,800万円を提示して失格基準価格に触れ失格となった。とすると銭高の46億5990万円(消費税込み)、落札率が78%付近以下ではダメなのだ。

 “メディアフォーラム”でも書いたが、鹿島JVが提示した46億5000万円はギリギリもしくはピッタリと言うほかない。佐藤グループが提示した金額は、地元として限度額いっぱいだったのだろう。佐藤グループは臭覚の鋭さ、情報収集の確かさで、スーパーゼネコン鹿島の「提示金額」に負けたのである。佐藤工業だけには譲れない鹿島の作戦勝ちとしか言いようがない。(08.10.17) 

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