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地元優先を意識した田村市体育館発注に拍手!
本社調べでトリアス・鈴船など6者が候補に該当
主幹 富田正廣


 福島市が発注した大型事業のひとつ、新市庁舎建設東棟は地元の“足並みの乱れ”と大手の得意技である“押切”で勝負の軍配は、大手鹿島グループに上がった。約60億円の予定価格を10億円以上残しての49,8億円となる契約金額となった。ちなみに落札率は82.22%だった。



 神の領域とも言われた50億円の壁を超えての提示金額に、地元を代表する佐藤工業グループは手も足も出なかった。入札に参加した7社のうち6社は大手・中央業者という珍しい構成に、県建設業協会の軟弱な地盤を露呈した形となった。地元優先発注は「掛け声倒れ」と地元業者の「迎合」に終わった。この舞台ウラを誰が想像したかである。
 
  田村市は24日、市体育館建築工事を主体と電気、機械設備を3分割で発注した。こちらは福島市と違っていずれも、入札資格要件のひとつに「本社を田村市に置く者」に限定した。これによって田村市以外の業者を閉め出したことなになる。本体工事は地元業者にしてはうれしい15億円(税抜き)が予定価格となった。設備はどちらも2億円弱である。
 
  本体工事の代表構成員(+構成員1者)は田村市の建築工事において総合点が1000点以上の条件を出した。その要件にマッチするのは当社調べでは、トリアス(秋田・蒲生・酒井合併会社)、鈴船建設、三和工業、冨士工業、桜田工業、秀和建設の6社程度かと思われる。これらが代表構成員になるのか構成員に廻るのかはそれぞれの思惑が絡んでこよう。

 今後は11月10日の入札参加の提出期限をもって、参加業者の構成がはっきりし、11月20日の1回の札入れで業者が決定する運びだ。くれぐれも会津若松市の生涯学習センターのような結果を踏まぬよう願いたいものだ。(08.10.28)

◎田村市体育館建設公告内容
● 田村市体育館建築主体工事
http://www.city.tamura.lg.jp/download/6353/itigojyunana.pdf
● 田村市体育館電気設備工事
http://www.city.tamura.lg.jp/download/6353/itigojyuhati.pdf
● 田村市体育館機械設備工事
http://www.city.tamura.lg.jp/download/6353/itigojyuku.pdf




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