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地元だけに絞った田村市の大いなるプレゼント!
すべては予定価格との妥協と妥当の駆け引き
主幹 富田正廣


 田村市の市体育館が公告されて一週間が過ぎた。地元では早くも候補者となるべき6社でそれぞれ独自の積算が始まった。果たして市が提示した予定価格15億1500万円(税別)は 妥当な価格なのかを検証しなければならない。


 まあ、体育館の骨組みとなるのは鉄骨、鉄筋、屋根である。これらすべてが昨年の価格から2倍に膨れあがっている。鉄骨などはトン6万から7万だったのがすでに10万を超えているのが現状である。工期3年の今年度中に体育館の骨組みは完了するであろうから、この間の価格が問題となるだろうが、各社はそれぞれ腹の内を探ることになる。肝心なことは役所がこの3つの価格をどう提示しているかである。業者にしてみれば、それぞれ鉄骨メーカーや設計事務所がどのような価格で見積もっているかにもかかっている。

 当社が調査した1000点以上の業者と思われるトリアス(秋田・蒲生・酒井合併会社)、鈴船建設、三和工業、冨士工業、桜田工業、秀和建設か゜どのような構成で企業体を提出してくるかである。もともと、田村市は田村郡当時の縄張りがあるだろうから、頭となるのは旧船引町から本社を置く鈴船建設と本社を旧船引町に置くトリアスかとは考えられるが、このあたりは流動的だと思われるが、2つの企業体で共に切磋琢磨して予定価格と格闘して欲しい。

 これは、地元だけに絞った田村市の大いなるプレゼントだ。これを会津若松市の綜合生涯センターの二の舞にならずに、そして福島市の地元企業体のような悔しい思いをしないためにも田村市の団結と心意気を示して欲しいものである。

 提出期限は11月10日である。入札は郵便で行われ20日の午前9時30分に1回で決まることになっている。関心は二つのグループがどれだけの価格で提示してくるかである。すべては予定価格との妥協と妥当の駆け引きである。(08.11.1)




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