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顔が見える“福島県下一”の市長に!
主幹 富田正廣


 郡山市の市長選も結局、収まるところに収まった。それにしても新人の品川万里氏は1万票差というから善戦である。1万票をどう見るかはそれぞれの立場で違うだろうが、外野席から見た所では、原正夫氏の苦戦だったことは否めなかったろう。原市長が語る4年間の実績とは別に、初当選の当初から「新春の集いパーティ券問題」で市の部長ら14人と後援会関係者2人の併せて16人が、「政治規正法違反」の疑いで地裁郡山支部へ書類送検された事件は記憶にまだ新しい。そんな原正夫氏に市民の目は厳しかった面もあるが、勝ちは勝ちである。これからの4年間を原現市長に託す道を選んだ市民、そして敗れた品川陣営の市民、さらに棄権した約半数の市民も、新しい郡山市をめざし共に頑張って欲しい。

 二期目を預かる原市長にとって、本来の腕が試される4年間となる。旧丸井郡山店始め太田記念病院などの跡地問題を始めとする中心市街地の活性化問題、大町土地区画整理事業を基にした高層ビル建築などを含める駅前再開発問題など、これまでにないハート面の整備も重要課題だろう。郡山市が経済県都としてこれからも福島県の核となることは間違いないだろうが、原市長にはもっと積極的な行政手腕、政策展開を期待したい。何事にも慎重なのは結構な事だが、時には鎧を脱ぎ捨て、自分の言葉、自分の本心で市民と語って欲しい。

 いま地方はこれまでにない財源不足に陥り、どの自治体も厳しい情勢だが、宮崎の東国原知事を始め大阪の橋本府知事、そして当選したばかりの千葉の森田知事など、これまでにないキャラクターの持ち主である。そのキャラクターこそが、県を動かし経済効果を高めている要因となっている。原市長にも全国にアピールする“何か”を持っているはずである。国民は、アメリカのオバマ大統領の誕生以来、これまでにはない『人間像』を求めているのである。この選挙を前にして、アーダ、コーダと仲間と予想を話をしているうち「いっその事、市長に西田敏行でも連れてきた方が、郡山市もいっぺんに全国区になるよな?」という話しも話題となったほどだ。

 まあ、話は冗談ばかりではなかったが、ぜひとも原氏には「顔が見える県下一の市長」になって欲しい。どちらにしても二期目は正念場である。市民はもう、これまでの“官僚”や“議会議員”などをすんなりと市長や県知事に求めてはいない。求められるのは本気で語り、本気でぶち当たる人間である。まさにこれからの時代をリードするのは「若者、バカ者、ヨソ者」なのだ。彼らのこれまでにない発想こそが、国民の意識を変え、時代を変えていくのだ。(09.4.14)




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