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1日も早い、「うつくしま、ふくしま」の復興を!
主幹 富田正廣


  (敬称略)2年前の今日、自民党政権下で衆議院が解散した。そして、8月30日の衆議院選挙で、国民の大方は自民党の政治に未来はないと三下り半を突きつけた。その予想は的中どころか、自民党は二度と政権の座に着くことはできないほどの歴史的惨敗を喫した。民主党が圧勝したことで二大政党の幕は開き、これまでにはなかった政治が展開すると国民の誰もが民主党に期待した。

 そしてあれから2年、歴史的大勝利を掴んだ民主党はいまや風前の灯火だ。颯爽と登場した鳩山邦夫は、新鮮さとは裏腹に、世間知らずのお坊ちゃま総理 で、たった1年で内閣は陥落した。鳩山よりは少しは頭が回るだろうと期待した菅直人は、野党時代の頭の切れも無く、思いつき発言や総理の座にしがみ付くだけの能力を暴露し、これと言った政治改革もないまま1年が経ってしまった。野党の自民党ばかりか身内の民主党からも「辞めろコール」が噴出し、首相に止まっているだけで「政治空白」を生むと罵られる始末だ。

 あの大勝利を揚げた時の民主党は今や何処へ行った。菅内閣支持率も今や10%台まで落ち込んだにも係わらず本人はまだまだやる気満々である。20日には国会の第二次補正予算も可決し、そろそろ退陣するのではという噂もしきりだ。国を背負った鳩山も菅もこの2年、いったい国民のために何を改革し、何を解決してきたのかさえハッキリしない。
 
 我らが福島県はこの先、健全な県政運営は大丈夫なのか、県外に住居を移す県民はどのくらいいるのか、食物の安全は確保できるのか、放射能汚染はいつまで続くのか、ハッキリと示さない国や県の対応には苛立つばかりだ。毎日、テレビで「福島原発事故」が全国ニュースのトップで流れると「もう放送は止めてくれ」と目を背けたくなる。菅の次は前原か、それとも野田か、岡田か、誰がやっても民主党政権下では大きな期待は持てない。

 だからといって、前政権で飽き飽きした自民党にもう一度登場して欲しいと願う気はしない。何はともあれ、次の内閣は原発事故の収束に全力を挙げ、福島県民に心の安らぎと生活の安定を最優先に取り組む「復興内閣」であって欲しい。そして、1日も早い「うつくしま ふくしま」の復活を願うばかりだ。 (11.7.21)




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