市民のページ

モノづくりは国の発展、生活の基盤!
福島県建築大工業協会福島・伊達支部

親子が真剣に取り組む姿はモノづくりの大切さを教えている

 県内の優れた“職人の技”を後世に残そうと福島県とその関連団体が毎年開催する「うつくしまものづくり夢工房」が1月22日と23日の二日間、福島駅西口にあるコラッセふくしまで開催された。会場には椅子や本立て、プランターなどのモノづくりが体験できる福島県建築大工業協会福島・伊達支部コーナーをはじめミニ衝立、コースター製本づくり、繭人形制作体験、フラワー装飾体験などで連日賑わった。
企画した県商工労働部労働領域技能振興グループは福島県の優れた技能を後世に残す取り組みに力を入れているが、本物の技を持つ職人さんが年々減少する一方で、小学生の授業からもモノづくりの授業が減っているのが現実。何とか子ども達にこうした体験を味わってモノづくりの楽しさ、手作りの良さを広めようというのが狙いだ。福島県建築大工業協会の高木哲三事務局長は、「こうしたモノづくりの大切さを子ども達に体験して欲しいと市内の小学校を回って案内状を配ったのですが、もっと子ども達の顔があっても良かったと思いますが、回を重ねるごとに増えていくことに期待します」と話す。参加者の中には連日通ってきたという親子が何組もあり、三浦、大橋両支部長らの指導で金槌を打つ音やノコギリを挽く音などが会場にこだました。(05.1.24)


【取材を終えて】
 初日は朝から雪だか2日目は天気にも恵まれ、訪れた午後からは多くの親子で賑わっていた。目を丸くして金槌で釘を打ち付ける子ども、それを必死で押さえている父親、こんな光景はどの家でも日曜日や夏休みには見られた。手造りでなければ遊べなかった昔の子どもたちが少なくてもそこにいた。親子のふれあいだけでなく、この中から将来、「ボクも大工さんになる!」という子どもが一人でもでれば、福島のいや日本のモノづくりの伝統は受け継がれると思うのである。小学校の先生、いや教育委員会の要職にある方々、もっと授業に工作の時間を増やしては如何でしょう。モノづくりは国発展の基本、生活の基盤だとは思いませんか?ぜひ、一考あれ。(M・T)

■技あり列伝・建築大工への道
http://www.pref.fukushima.jp/syoko/roudou/takuetsuginou/retsuden_l/retsuden_1.html
■三浦工匠店ホームページ
http://www.shinsukiya.jp/